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1人deカラオケdx 防音マイクは値段の変動がけっこう激しくて、安ければ6,000円前後で買えますが、タイミングによっては2万円前後することがあります（もちろんショップによっても違いますが）。
私が買ったときは1万2,000円くらいだったかな。要は、1人deカラオケdx 防音マイクは安い買い物じゃないってことです。
だからこそ、「本当に家で問題なくカラオケできるか」って気になりませんか？そこで購入者の体験をもってして次の3点を紹介したいと思います。
- マイク使用前後の音声ボリュームの違い
- 辛口込みのレビュー
- 開封＆各パーツの紹介
1人deカラオケdx 防音マイクとは？
写真中央の機材を見ていただくと分かる通り、ここに防音カバー付きマイク、ACアダプター、イヤホン、カラオケ音源を再生する機器と必要なものをすべて接続して使用します。これで、カラオケ音源を聴きつつ、エコーを効かせたマイクで歌がうたえるというわけです。ちなみに録音・採点はできません。
カラオケ音源を再生するのは、スマホでもパソコンでもラジカセでもOK。そして、マイクについた防音カバーが、歌声をシャットアウトしてくれます。このイラストのようにカバーで口を覆って歌います。
1人deカラオケdx 防音マイクで声はどれくらい小さくなる？
ということで、まずはこの防音マイクの効果についてみていきましょう。
私の感覚だけで語ると頼りないので、実際に歌ったときの音声を録音し、音声ボリュームデータを可視化したものをあわせて紹介したいと思います。それがこちらです。
- 緑の振れ幅が大きい部分…防音マイクを外して歌っている
- 緑の振れ幅が小さい部分…防音マイクを使って歌っている
このデータを見ると、1人deカラオケdx 防音マイクを使うと、声のボリュームが3分の1～4分の1程度まで小さくなっているということがお分かりいただけるかと思います。
防音マイクだからといって、100％声をシャットアウトしてくれるわけではありません。
試しにマイクをつけた状態で隣室にいる同居人を呼んでみたところ、呼ばれたことに気づかなかったとのこと。でも、何度も呼んだら「自分を呼んでいるかは分からなくても、声を発していることは気づいた」と言っていました。
なので、継続して声を発する（＝長時間歌う）と「あれ？なんか喋ってる？」くらいには思われるかもしれませんね。
ということで、防音効果の評価は5点満点中3点くらいかな…と、個人的には思っています。中途半端な点数ですね。でもそういうことです。
1人deカラオケdx 防音マイクのレビュー
つづいて、1人deカラオケdx 防音マイクのレビューです。不満もあるが、家でカラオケと考えたら合格点
「大きな家に住んでいて、カラオケ音源もガンガン流せる」「大きな声で歌っても周囲の目が気にならない」という環境でもない限り、家でのカラオケとしてはベストに近い方法だと思います。これから辛口レビューも書きますが、この気持ちが大前提です。
- カラオケ音源を聞きながら歌える
- 鼻歌よりは大きな声を出せる
- 歌声にちゃんとエコーがつく
というのはポイントが高いと思います。
でも、やっぱり周囲が気になる
とはいえ完全防音はできないので、やはり気を使ってしまいます。私はバンドボーカルをしていた経験があるなど、結構声量が大きい方なので余計にそうなのかもしれません。鼻歌よりは本気度が高いけど、本当のカラオケと比べたら70％くらいしか力を使っていないというのが私の体感です。特に大声でのロングトーン（声を伸ばす）は、力加減をしてしまいます。そこに多少の物足りなさは感じました。
改善策として、エコーを強くして小さめの声でも満足できるようにするという方法をおすすめします。
また、私は一軒家での使用ですが、これがアパートやマンションなら余計に気を使うことになるかもしれません。
口呼吸が難しい
口周りをカバーで覆ってしまうので、口で思いっきり息が吸えません。曲の歌いだしは鼻呼吸でも問題ありませんが、ポルノグラフィティの「アゲハ蝶」のような息つぎが難しい曲は、余計に難易度が上がります。
口呼吸をするには、一瞬カバーを口から離すしかありません。でも、そのせいで口呼吸直後の歌声はカバーで遮断されなくなる場合があります。
機材の接触に問題？雑音が気になる
1人deカラオケdx 防音マイクで一番気になったのが、機材にイヤホンをつけて装着したときに流れる「ブオー」という雑音です。曲が流れれば雑音は消えますが、曲や声の音質も決して良いとは言えないのが正直なところ。
でも、この値段なら納得するしかないのかな？あとは使っていくうちに慣れるか…。私は、イヤホンだけ自前のものにしました。100点満点中50点の音質が、60点くらいには改善されたかと思います。おそらく接触の問題なので、気になる方は接触が良いイヤホンを用意すると良いでしょう。
1人deカラオケdx 防音マイク開封＆接続
最後に1人deカラオケdx 防音マイクの開封と接続について、サクッと紹介していきます。箱から出したらこんな感じに収まっていて、取扱説明書も一緒に入っています。
本体
1人deカラオケdxの要ともいえる本体です。マウスとの大きさ比較で、コンパクト感が伝わるかと思います。しかも軽量です。
本体の後面です。左から「ACアダプター差込口」「モノラル／ステレオ切替」「ケーブル差込口」となります。
モノラル・ステレオの違いはぶっちゃけよく分からないです。気持ち少々ステレオの方が良音だと感じました（通常はステレオでOKだそうです）。
ケーブル差込口は、カラオケ音源を再生する機器とつなぐために使います。私は、主にパソコンとつないでYouTubeのカラオケ音源を再生しています。
本体の底には、1人deカラオケdxを輸入販売しているイーアンドケーの名前が。そして、中国製と書かれていました。
その他・セット部品
本体以外もサラッと紹介します。まずはマイク。それなりに重厚感があります。もちろんON／OFFのスイッチ付きです。
マイクと本体をつなぐマイクコード。
ACアダプター。
音楽再生機器と本体をつなぐケーブル。
試しにこのイヤホンをタブレットにつないで動画を視聴してみたけど、やっぱりちょっと音がこもっていました。これはイヤホン、差込口どっちも悪いという喧嘩（？）両成敗ですね。
自粛後の1人deカラオケdxに居場所はあるのか
自粛が完全に解禁され、カラオケ行き放題になったら1人deカラオケdxを使うかといったら、正直使わないと思います。
歌うって声をただ出せばいいってもんじゃなく、マイクを離したり近づけたり、身振り手振りをつけたり、息が切れるまで声を伸ばしたり、そういう全身を使ってこそ気持ちの良いものだと思うんです。それはやっぱり、カラオケじゃないとできないと思います。
なので自粛解禁後は使用頻度が低くなりそう…。その後は、自宅でのちょっとした有酸素運動に使うことかと思います。ばっちり自粛太りしちゃったので、カロリーを消費できるものは大歓迎です。歌って有酸素運動らしいですし。
エクササイズ器具を買うのにお金を使って、さらに部屋を狭くするくらいならこいつを使わない手はないでしょう。1人deカラオケdxを買おうか迷っている方にどこまで参考になるか分かりませんが、以上がレビューです。最後までお付き合いいただきありがとうございました
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