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化粧品成分検定2級の勉強法や勉強時間の目安について解説します。
この記事を書くブログ管理人は、約1か月の勉強で化粧品成分検定1級に合格。その間、2週間の勉強で2級の問題を全問正解できるまでマスターしました。
なので、化粧品成分検定2級は2週間の勉強で合格を目指せると考えています。化粧品成分検定2級を効率的に勉強したい人、必見です。
化粧品成分検定2級の概要と難易度について
化粧品成分検定とは、化粧水やシャンプーといった身近な化粧品に使われる成分の知識について習熟度を問われる資格試験です。
化粧品成分検定2級に合格した際は、「化粧品成分スペシャリスト」という認定名称を与えられます。
2級は基礎レベルに相当。「自分の化粧品選びに役立てる」「基本的な成分・パッケージの記載内容が理解できる」ところまでスキルが身につけることができます。
試験形式など、その他の概要は次の通りです。
試験時間:70分
受験スタイル:会場、CBT(コンピューター)
合格条件:正答率80%
マークシート方式は、三択問題と穴埋め問題がメインです。
化粧品成分検定2級の難易度・合格率は?
2022年10月現在、化粧品成分検定2級の合格率は68%です。この数字だけ見ると合格率が高いし、難易度は低いという印象をもってしまうかもしれません。
しかし、化粧品成分検定2級を受験した人の半数以上は、化粧品業界や医療関連に勤めている、いわば業界知識をもっている人。
ですので、知識ゼロから一般人が受験すると、難易度が高いと感じる可能性があるでしょう。
私自身、化粧品成分検定はそこそこ難易度が高いと感じています。理由はやっぱり、見たことも聞いたこともない成分についてイチから覚えなきゃいけないからです。
「じゃあ化粧品成分検定2級合格は難しいの?」と思われるかもしれませんが、勉強のコツさえつかめば一発合格も可能です。次の章では、勉強法や勉強時間の目安について解説しましょう。
化粧品成分検定2級の勉強時間とスケジュール
私の1級合格証です |
化粧品成分検定2級の合格に必要な勉強時間の目安と、具体的な勉強法について解説します。
【勉強時間】1日1時間×2週間で対策可能
私の場合、化粧品成分検定2級の問題を全問正解できるまでにかかった期間は2週間でした。
勉強時間は1日1時間が目安。内訳はテキストの暗記45分、問題集15分です。
プラスアルファで、スキマ時間に化粧品成分検定3級の受験などでおさらいしています。
化粧品成分検定3級の問題は、2級の試験内容と重複することがあるので、復習にピッタリでした。
「たった2週間の勉強で!?」と驚かれるかもしれませんが、問題集が全56ページ(しかも半分は解答・解説)なので、そんなに出題数が多くないんです。
「テキストを読むのが遅い」「暗記は苦手」という人は、念のため、もう少し多めに時間を確保しておくと良いでしょう。
私が実践した学習スケジュール
化粧品成分検定2級の問題集の参考に、学習内容を下記の8カテゴリに分類。基本は1日1カテゴリ、簡単なところは2カテゴリまとめて勉強しました。
逆に難しいと感じたところや、出題数が多い(=重要度が高い)ところは、2日間かけて勉強しています。
【2】水性成分:8問
【3】油性成分:20問
【4】界面活性剤:9問
【5】機能性成分:19問
【6】安定化成分:19問
【7】関連法規/用語/全成分表示例:4問
【8】全成分表示例:11問
私の場合、「全成分表示とは」と「水性成分」は簡単だったのでまとめて勉強しています。一方で「全成分表示例」は難しいと感じたので、2日かけて勉強しました。
【ポイントは5つ】化粧品成分検定2級の勉強法
私が化粧品成分検定2級の勉強で心がけたポイントは次の5点。それぞれ詳細を説明します。
2)最初にテキストを流し読みする
3)テキストで1ページ2~3個の単語を暗記する
4)問題集は繰り返し解く(最低2回)
5)スキマ時間もムダにしない
勉強法1:まずは3級合格を目指す
化粧品成分検定3級は、公式サイトから何度も無料でWEB受験できます。全10問の三択問題で、クイズ感覚で学べるのでおすすめです。
問題はランダムに出題され、何度か受験しているうちにいつの間にか知識が身についてます。3級の内容が2級にも出題されるので、決して無駄にはなりません。
「まずはお試し」のつもりで、3級合格を目指しましょう。受験できる公式サイトのリンクは記事の最後に紹介します。
勉強法2:最初にテキストを流し読みする
最初にテキストを軽く通読するのは、マーキングの「あたり」をつけるためです。
化粧品成分検定2級の勉強は、ぶっちゃけ暗記が主体。ところが、テキストは暗記シートで文字が隠れる仕様になっておらず、自分でマーキングする必要があるんです。
かと言って知識ゼロの状態でマーキングすると、あれもこれもと塗りつぶして分かりにくい状態に。
そこで、「ここは太字で重要」「これは知らなかった」「難しそう」と感じたところをシャーペンで線を引いて“あたり”を付けました。
勉強法3:テキストで1ページ2~3個単語を暗記しない
あたりをつけた箇所から、各ページごとに2~3個、暗記ペンでマーキングします。
意外にも通読の段階で覚えてしまってる内容もあるので、特に難しい・重要と感じたものを選んでください。
- テキストの内容を全部覚えよう
- 成分の名前を完全に暗記しよう
みたいな丸暗記発想はNGです。精神的な負担が大きすぎます。
「3級+通読+テキスト暗記+問題集」の総合力で、知識が身につけばOKのスタンスで行きましょう。
最初にマーキングした単語を怯えてから、マーキングを増やすのはアリです。カテゴリによってはそういった覚え方もしました。
勉強法4:問題集は繰り返し解く(最低2回)
暗記に頼ると、いざ問題を解く段階で「あれ?思い出せない」なんてことになります。だから、問題集によるアウトプットは重要。
- テキスト暗記の後に問題を解く
- スキマ時間or翌日に間違えた所を解く
と、最低2回は問題集を解きました。間違えた問題は付箋をつけておき、少し間をおいてから解き直しています。三択問題がメインなので時間がかからず、無理なく復習できました。
私の場合、試験直前にも問題集を通しで解いています。ページ数少ないから、これも大きな負担にはなりません。
とりわけ「全成分表示例」を重点的に解くことをおすすめします。全カテゴリの成分を網羅することができますよ。迷ったら「全成分表示例」へGOです。
勉強法5:スキマ時間もムダにしない
さっきからチョコチョコと話に出てますが、私はスキマ時間の学習を重視しました。
- ネットを見るなら、3級を受験する
- CMの間に問題集の間違えた所を解く
- 寝る前にテキスト暗記を2ページだけやる
などなど。やるのは主に3級受験と問題集。三択問題がほとんどなので、5分のスキマ時間で10問くらい解けますよ。
スキマ時間を有効活用したおかげで、まとめて勉強する時間は減らせました。私みたいに勉強が苦手な人や、長時間まとめて勉強するのが難しい人におすすめです。
化粧品成分検定2級のテキスト・問題集はどこで買える?
化粧品成分検定のテキストは、本屋、通販(Amazonなど)、化粧品成分検定公式サイトで買えます。ご購入の際は、「改訂新版」を選ぶようにしてください。
1級・2級のテキストは共通なので、今後、1級を受験する際にも役に立つでしょう。
一方で問題集は、化粧品成分検定公式サイトからしか購入できません。書店などでは過去問は売られていないので、問題集の購入は必須となるでしょう。
テキストと問題集については、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
化粧品成分検定2級の日程は?併願できる?
化粧品成分検定の試験は、年2回(6月、12月)実施されます。
試験日時が1級・2級ともに同じなので、併願受験はできません。
年2回しか試験がないのに併願できないのは、正直ちょっと辛いですよね。試験を申し込む前は「保険で2級も受けておきたい」と思ってたので、個人的にはがっかりしました。
そこで私は迷いに迷って、思い切って1級を受験してしまいました。今では正解だったと思ってます。
2級の基礎知識が身につければ、1級の応用をマスターするまでさほど時間がかかりません。
私の場合ですが、1級の勉強も2週間ほどで終わりました。なので、合計で1か月あれば1級合格も目指せます。
化粧品成分検定に興味がある方に、少しでも参考になれば幸いです。
▼化粧品成分検定の公式サイトはこちら。
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