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もちろん、漠然とまとめるだけのノートじゃダメです。そこでこの記事では、登録販売者試験に独学で合格した体験をもとに、「登録販売者試験のノートを使った勉強法」について紹介します。
ノートを使った勉強法は、こんな悩みを解決する助けになるでしょう。
ちなみに私は、素人の立場から合格率が23.4%という、例年と比べても難関とされた2019年の首都圏ブロックの登録販売者試験(埼玉県)に独学で一発合格しました。ノートの書き方はコツが分かれば簡単なので、ぜひお付き合いください。
1.ノートは持ち運びしやすい小さめサイズで
ノートはなるべくコンパクトなサイズが望ましいと思います。外出先にも携帯しやすく、スキマ時間の学習がはかどるからです。というわけで、私はテキストとほぼ同サイズのBサイズ(6mm×30行)のノートを選びました。これより小さいサイズでもいいかと思います。
ちなみに復習するときは、答えを見ないように、テキストの小冊子やパスケースなどで答えを隠しました。
さて、最後にノート作りも含めた勉強の流れですが、基本(平日)は次の順でやってました。
1日の勉強時間は、45~60分です。前日不正解で、翌日も不正解だったものはノートに書く……というのが基本の流れです。
以上が、私の登録販売者試験のノート活用法でした。書き方がシンプルなので、きっと楽に実践できると思いますよ。
ノートを活用した登録販売者試験の勉強を紹介しましたが、「まだ独学で合格できるか不安」って人もいるかもしれません。たとえば次の点でモヤモヤしてませんか?


- 過去問を何度解いても点数が上がらない
- 漢方や薬の成分名が覚えられない
- 時間がないから効率的に勉強したい
- 初心者だから合格できるか不安
- お金をかけずに勉強したい
ちなみに私は、素人の立場から合格率が23.4%という、例年と比べても難関とされた2019年の首都圏ブロックの登録販売者試験(埼玉県)に独学で一発合格しました。ノートの書き方はコツが分かれば簡単なので、ぜひお付き合いください。
登録販売者試験でノートを有効活用する、たったひとつの方法
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実際に使用したノートです |
ただのまとめノートじゃダメ。じゃあ、どうするのが登録販売者試験の勉強法で正解か?私が導き出した答えは……
「苦手なところを一問一答形式にまとめる」でした。理由はふたつあります。
- 理由1:レイアウトに迷わないから時短勉強できる
- 理由2:テスト形式にすることで、理解度が深まる
ノートを書くのに時間をかけるのはもったいない
「重要語句は赤ペン?オレンジ色?」「線で囲んで表みたいにしたほうがいい?」といった具合に、ノートを書くときレイアウトに迷うことはありませんか?こういう時間って無駄ですよね。
そこで私はノートの書き方にルールを決めました。それが一問一答形式です。ルールは至ってシンプルで、上の行に問題文・下の行にその答え……それだけです。目立たせるために問題文は緑色のペンを使いましたが、それ以外の色ペンは使わないようにしました。
問:小児に絶対使えない解熱鎮痛成分3つ
答:アスピリン、サザピリン、イブプロフェン
といった具合です。
答:アスピリン、サザピリン、イブプロフェン
といった具合です。
覚えられない単語は、問題文を自作すると覚えられる
一問一答のテスト形式にしたのは、苦手な単語は、その意味を説明できるレベルまで深堀りしないと覚えられないと感じたからです。
たとえば「銅クロロフィリンナトリウム」って単語が、過去問を何度解いても思い出せない場合。「炎症を起こした歯周組織の修復を促進し、歯肉炎にともなう口臭を抑える効果もできる成分は?」という問題文を作成します。
そうすると、問題文を作成する過程で単語の意味が頭に入ってくるんです。つまり、覚えられない単語が“謎の文字列状態”になっているのを“意味のある文字列”に変えられたと言えます。
もちろん一問一答形式を作っただけでは覚えられない場合もあります。それでも漠然とテキストの字面をなぞるより、苦手だけを集めたノートを見て、テスト形式で解答をひねり出す方が効率的に勉強が進むと感じました。
もちろん全ての単語を一問一答形式にしてたらきりがないので
・テキスト内の章末問題で何度解いても不正解なもの
・過去問題集で何度解いても不正解なもの
・過去問題集で何度解いても不正解なもの
というように本当に苦手なものだけに絞りましょう。私の場合1回の勉強でノートに書いた問題は2~3問程度でした(なのでノートも半分くらいしか使ってない)。
実際のノート画像がこちらです。
ノートの一問一答は繰り返し復習を
一問一答はスキマ時間に勉強できるのもメリット。私の場合、テレビCMの合間や待ち時間などを使って繰り返し復習しました。
ちなみに問一答形に正解したら、「正」の字でカウントしてます。そして、5回以上正解したら蛍光ペンで丸を付けて「これ以上反復しなくていいよ」の印をつけました。そして最後に、ページ全体が見返し不要になったら左上に「OK」の文字を入れてます。
その他、登録販売者試験のノート作りのコツ3つ
上記の話を踏まえたうえで、私が思う登録販売者試験のノート作りのコツを紹介します。1.ノートは持ち運びしやすい小さめサイズで
ノートはなるべくコンパクトなサイズが望ましいと思います。外出先にも携帯しやすく、スキマ時間の学習がはかどるからです。というわけで、私はテキストとほぼ同サイズのBサイズ(6mm×30行)のノートを選びました。これより小さいサイズでもいいかと思います。
ちなみに復習するときは、答えを見ないように、テキストの小冊子やパスケースなどで答えを隠しました。
2.自分の言葉でノートにまとめる
かぜに用いられる漢方処方製剤を例に挙げましょう。該当するものとしてテキストには、葛根湯や麻黄湯、小柴胡湯など全9種類が書かれています。かと言って「かぜに用いられる漢方9種類」という問題文をつくっては、丸写しで意味がありません。
その中で自分が覚えてないものはどれか絞り、問題文を考えます。たとえば「葛根湯」が覚えられない場合は、適する症状に「肩こり、筋肉痛」と書かれているが特徴なので、次のようにノートを書くと良いでしょう。
見出し:かぜに用いられる漢方
問:感冒の初期、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛に用いられるのは?
答:葛根湯
※問と答を逆にするのもアリだと思います。
自分だけのテストをつくる過程でテキストを深読みできる
ほかにも、小柴胡湯には「舌に白苔が付く人の食欲不振」、小青竜湯には「うすい水様の痰をともなう咳」というほかにはない特徴があります。これらを問題文に取り入れれば、「このフレーズが出たら、この漢方!」と反射的に答えられるようになります。
問:感冒の初期、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛に用いられるのは?
答:葛根湯
※問と答を逆にするのもアリだと思います。
自分だけのテストをつくる過程でテキストを深読みできる
ほかにも、小柴胡湯には「舌に白苔が付く人の食欲不振」、小青竜湯には「うすい水様の痰をともなう咳」というほかにはない特徴があります。これらを問題文に取り入れれば、「このフレーズが出たら、この漢方!」と反射的に答えられるようになります。
こうして自分の言葉でテスト問題を作ることで、よりテキストを深読みできますよ。
5.出題の順番はめちゃくちゃでいい
登録販売者の勉強は、第1章から順に進めるのが基本かと思います。なので、ノートも自然と第1章、第2章と順番にまとめられるかと思いますが、時には「テキストは第4章まで進んだが、第3章の過去問で何度やっても不正解の問題がある」といったケースが出てくるかと思います。
そんなときは、順番を気にせず書き足しちゃいましょう。人によっては順番がめちゃくちゃになると気持ち悪いと感じるかもしれません。でも、いつどんな問題を出題されても答えられることが、試験合格に近づくもんだと私は考えています。
第3章の主な医薬品とその作用で頭がいっぱいのときに、「イエローレターの正式名称は?」と第5章の問題を出されても、スムーズに「緊急安全性情報」と答えられてこそ、登録販売者試験の問題をマスターしてるというもんです。
というわけで、ノートの美しさにこだわらず、まとめたほうが良いと感じたときにサクッと一問一答形式でまとめちゃいましょう。
そんなときは、順番を気にせず書き足しちゃいましょう。人によっては順番がめちゃくちゃになると気持ち悪いと感じるかもしれません。でも、いつどんな問題を出題されても答えられることが、試験合格に近づくもんだと私は考えています。
第3章の主な医薬品とその作用で頭がいっぱいのときに、「イエローレターの正式名称は?」と第5章の問題を出されても、スムーズに「緊急安全性情報」と答えられてこそ、登録販売者試験の問題をマスターしてるというもんです。
というわけで、ノートの美しさにこだわらず、まとめたほうが良いと感じたときにサクッと一問一答形式でまとめちゃいましょう。
【登録販売者試験の勉強法】ノートを書くタイミングは?
合格証書です |
さて、最後にノート作りも含めた勉強の流れですが、基本(平日)は次の順でやってました。
- 前日不正解だった問題を解く
- 不正解だったものをノートにまとめる
- テキストを読む
- テキスト内の章末問題を解く
- 勉強した範囲の過去問を解く
1日の勉強時間は、45~60分です。前日不正解で、翌日も不正解だったものはノートに書く……というのが基本の流れです。
ただ、「あと数回過去問を解けば覚えられそう」って場合は保留します。土日は勉強時間を増やして模擬試験や過去問を多めに解くので、その段階でも覚えていないものは問答無用でノートに書きました。
詳しい勉強法やスケジュールは、こちらの関連記事をご覧ください。
以上が、私の登録販売者試験のノート活用法でした。書き方がシンプルなので、きっと楽に実践できると思いますよ。
独学が不安なら通信・オンライン講座も視野に
登録販売者試験の合格証書です |
ノートを活用した登録販売者試験の勉強を紹介しましたが、「まだ独学で合格できるか不安」って人もいるかもしれません。たとえば次の点でモヤモヤしてませんか?
- スケジュール管理できるか心配
- 分からないところでつまづきそう
- ノートと過去問だけじゃ実演がが足りないのでは?
- そもそもテキストを読み切れるか心配
- 試験までの時間がない
思い当たる方は、通信やオンライン講座を視野に入れるのもひとつの手です。そこで合格者目線で「これはイイ」と感じた講座を3つピックアップしてみました。
無駄を省いたカリキュラムで最短合格を目指す!登録販売者・3日間集中合格法(株式会社ピーケア)

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独学は3日で合格はほぼ不可能なので、それを可能にするのは専門家のカリキュラムならではですね。そのぶんお値段は高めですが次の人におすすめです。
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独学で合格を目指す方も、通信やオンライン講座を視野に入れる方も、参考になれば幸いです。
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