アルインコ AFB2017R プチトレサイクルの正直レビュー。半年間使ってみた結果

当ブログはアフィリエイト広告を使用しています。
自粛生活による体重増加や運動不足が気になる生活を続けて、とうとう1年以上経ってしまいました。

そんな中で買ったのが、アルインコの「プチトレサイクル・AFB2017R」です。

アルインコといえば、フィットネスバイク(エアロバイク)やランニングマシンなど、家で使えるフィットネス器具をたくさん製造販売しているメーカー。しかも、どれも口コミ評価が高いんですよね。

そんなアルインコなら、フィットネスバイクのペダルだけの「プチトレサイクル」もいい感じなんじゃないかと思ったわけです。

気付けばプチトレサイクル購入から半年が経ちました。そんな長く使い続けているユーザー目線での正直レビューを紹介します。


アルインコ AFB2017R プチトレサイクルのサイズ・値段


こちらが私が買ったプチトレサイクルです。ご覧のとおり、ペダルだけなのでコンパクト!

値段はショップによってまちまちですが、通販だと4,500~5,000円が相場みたいです。

ちなみに私は、近所のホームセンターでセール品として売られているのを買いました。値段は4,000円ちょっとだったと思います。

サイズと重さは次のとおり。折り畳むこともできるのですが、畳まなくてもコンパクトだし(というか高さしか変わらないし)、軽いから手軽に持ち歩けるので私はそのままにしています。

  • 本体サイズ:幅380mm×奥行き445mm×高さ305mm
  • 折りたたみサイズ:幅380mm×奥行き445mm×高さ185mm
  • 重量:2.5kg

あと、モニター用にボタン電池(LR44)が1個必要です。購入時にはテスト用として1個ついてくるから問題ないかと思いますが、念のため。

アルインコ AFB2017R プチトレサイクルの使い方


アルインコのプチトレサイクルには3つの使い方があります。

【1】椅子に座ってペダルをこぐ
【2】床に座ってペダルをこぐ
【3】プチトレサイクルを机に置いて腕でペダルをこぐ

全部試してみましたが、【1】の「椅子に座ってこぐ」以外はほとんどやってません。簡単らくちんな使い方なので、細かな説明は不要かと思います。ただ、写真みたいに足とプチトレサイクルの位置がずれていると、片側の脚や腕に負荷がかかり過ぎて痛める原因になるのでご注意ください(写真は極端な例ですが)。

【2】の「床に座ってペダルをこぐ」は、プチトレサイクルが動いてしまって安定感がありませんでした。「動かないようにすべり止めマットを敷く」か、「壁に当てた状態でこぐ」ことで対策できますが、そこまでしてこの使い方をする意味はあるのかと感じました。

ただ、椅子に座ってこぐよりは太ももへの負荷が増した気はします。

【3】の「腕でペダルをこぐ」は、デスクワークで肩が凝り固まったときにやると気持ち良かったです。ただ、普段床に置いてるものをテーブルに置くためにキレイに拭くというのが面倒くさい。。

これならプチトレサイクルを使わなくても腕を回したり、ストレッチしたり、肩甲骨はがしをしたりすればいいのでは?という結論に至りました。


ちなみにペダルの重さは、中央の負荷調整ダイヤルで変えられます。私は一番負荷をかけた状態で利用しています。それでも自転車なら一番ペダルが軽い状態とほぼ変わりません。

なので、プチトレサイクルのペダルはデフォルトだと軽いと、想定していただいて良いかと思います。


アルインコ AFB2017R プチトレサイクルを半年使って気になったこと

アルインコのプチトレサイクルを使い続けてみて、気になった点を3つ紹介します。

1.長時間の運動には適さない

椅子に座りながら運動ができる手軽さが魅力的な、アルインコのプチトレサイクル。

ジムでエアロバイクをこぐ感覚で、スマホで動画を見たりテレビを見たりしながら使おうと考える人もいるかもしれません。

でも、アルインコのプチトレサイクルは連続して15分以上使うことはできません。15分使ったら次に使うまで1時間の間を置く必要があります。

となると、ジムでエアロバイクをこぐような長時間の運動には適さないわけです。

スキマ時間の運動や運動不足を解消するための最低限のことをしたい人なら問題ないかと思いますが、ガッツリ体を動かしたい人には適さないと感じました。

私自身、エアロバイクを買うお金がないから妥協してプチトレサイクルにしたところがあるので、これは正直予想外でした。

2.消費カロリーの正確性に疑問


プチトレサイクルのモニターは4つの表示機能があり、赤いボタンで表示を切り替えることができます。

【1】ペダルをこいだ回数
【2】ペダルをこいだ時間
【3】ペダルをこいだ累計回数
【4】消費カロリーの目安

※スキャンでこれらを自動切換えして表示することもできます。

ペダルをこいだ回数と時間はほぼ正確かと思いますが、問題は消費カロリーです。あらかじめパンフレットに目安とは書かれていますが、それにしてもズレが大きい気がする。

写真は15分プチトレサイクルを使ったときのものなのですが、消費カロリーが169kcalとなっています。でも、足を動かすだけの運動でこれほどカロリーが消費できるか謎です。

体重60kgの人が、次の運動をしたときの消費カロリーを見てみましょう。

・15分ウォーキングした場合:約44kcal
・15分自転車をこいだ場合:約55kcal

(参考:CASIO|ウォーキング自転車

これで、いかに高めの数値が表示されているかということがお分かりいただけるかと思います。

なので、プチトレサイクルに表示されてる消費カロリーを参考にダイエットをすると、思うような結果が出ない可能性があります。現に私も当初は「これだけ運動してカロリー消費したから大丈夫でしょ」と考え、甘い食事制限をしてたのですが案の定結果は出ませんでした。

ダイエット目的に買うこと自体は問題ないかと思いますが、あくまで補助的なものと考えたほうが良さそうです。

3.パコパコや音が気になる


アルインコのプチトレサイクルは、耐久性に優れていると思います。半年間使い続けてますが、壊れたり調子悪くなったりといったことはありません。

ただ、モニターの裏側にあるロックレバーが緩んでいることによるパコパコが気になります。どんなに締めても少しは緩みが出てしまうんです。。緩むとパコパコと音がちょっと出ちゃうんですよね。これは個体差によるものかもしれないので、こんなこともあるよ~位に思っていただけたらと思います。

アルインコ AFB2017R プチトレサイクルの総合レビュー

以上が、アルインコの「 AFB2017R プチトレサイクル」のレビューでした。

いろいろ気になる点を挙げてしまいましたが、「安い」「使い方が簡単」「体がなまってる人でも手軽に始められる」の3点は魅力的だと思います。

トータルして私は買って正解だと思ってますし、現に半年間使い続けられているわけです。

ただ、これをエアロバイク代わりにして長時間の運動をしたい人には、向かないかと思います。

こんな人には、プチトレサイクルがおすすめですよ。

  • 運動不足解消の第一歩を踏み出したい
  • スキマ時間で運動したい
  • エアロバイクほどの本格的な機能は求めてない
  • 腕も脚も鍛えられるフィットネス器具が欲しい
  • 運動した時間が分かるものが欲しい
  • 省スペースのフィットネス器具が欲しい
  • ダイエットをサポートするものが欲しい

自分に合いそうという方は、ホームセンターや通販で探してみてください。


このエントリーをはてなブックマークに追加